06総統府の誕生——建築様式と構造紹介

総統府の正面は約140メートル、側面は約85メートルの幅があり、中央塔のほか、両側に衛塔、四隅に角塔が配置されています。建物は4つの長方形に囲まれており、閉じた矩形になります。主要な入口、ホール、集会堂を中心とした東西軸によって建物が分けられ、庭は南北の二つに分かれています。この建物が「日」の字の形をしているのは、構造上の理由もあります。地震が頻発する台湾において、このような形状と中央軸線、さらに八角形の閉鎖筒状構造(八角亭)を採用することで、建物全体の耐震性と安定性が高められているのです。

 

  • 総統府の誕生——建築様式と構造紹介(總統府拍攝提供)
  • 総統府の誕生——建築様式と構造紹介(總統府拍攝提供)

ホームページ

回頂端