05建築空間——回廊

回廊は、総統府内部をつなぐ通路であるだけでなく、台湾の多雨な気候に対応するため、温度調節や直射日光を避ける重要な機能も兼ね備えています。現在いる1階の回廊は連続した「円弧」を特徴とし、壁とアーチ部分には重厚な安山岩が使用されています。南北両庭の西側には、それぞれ外部に通じる通路が設けられています。庭の方向を見ると、2階から3階の窓は「平拱(フラットアーチ)」、4階の窓は「弧拱(カーブアーチ)」が採用されており、5階の増築部分の外壁には雨よけの板が設置され、窓は横引き窓になっています。

 

  • 建築空間——回廊(總統府拍攝提供)
  • 建築空間——回廊(總統府拍攝提供)

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